旧年中は格別のお引き立てを賜り、厚くお礼申し上げます。
今年も引き続きお客さま目線で、更なるサービス向上に努めご満足いただけるよう取り組んでいきたいと思います。
1月6日、仕事始めとなり、苅田社長より年頭のあいさつをいただき2020年をスタートさせました。
▼新年式のようす
≪年頭の辞≫
新年明けましてお目出とう御座います。本年も宜しく御願い申し上げます。
新年を迎えるに当たり一言御挨拶させて戴きます。年末より年初めの正月に勤務されました皆さん大変御苦労様でした。この場を借りまして御礼申し上げます。
電力・ガスの自由化の波は主都圏から地方都市へと波及して来ており、少子高齢化、人口減少に晒されています。地方ガス会社は導管という資産の有効利用という難しい舵取りが求められる状況ですが、皆さんの頑張りで昨年のLNG販売量は過去最高が見込めるのかと思います。この流れを堅持しつつ、数年来推進して来ました重点目標3点を本年度も掲げ、推進したいと思います。
1.現有設備を含む現有資産の有効活用
2.財務体質の改善
3.人材育成
さて、この3つの重点目標に関連しまして、天然ガス転換から10年以上が経過し、欧州などではその位置づけが微妙に変化して来ている状況ですが、我が国では2018年7月3日よりスタートしました第5次エネルギー基本計画では、エネルギーミクスを主眼で進んでいます。天然ガスの有意性、その価値は1㎜足りともゆらぎません。自信を持って推進したいと考えます。
又、元旦の商工会議所の互礼会挨拶の中で、現代紙幣理論MMT(Modern Monetary Theory)の話が出ました。今日の日本のアベノミクスは、ミクロ経済のマネタリズムでデフレ脱却を目ざして来たわけですが、MMTはミクロ経済と対峙するマクロ経済の財政論に軸足を置き、おおまかには日銀が発行する紙幣をいくら発行しても日本経済には無関係で安泰であるという一見無茶苦茶な考え方です。ここからが重要な点ですが、よくよく考えてみますと我々が無意識に流通しています貨幣そのものの価値とは何かという問題を投げかけています。価値という言葉がよく出て来ますが将来の話ですが、日銀発行の紙幣も仮想通貨に見られる様に絶対価値ではない時代が来るかもしれませんが我々の会社経営は、今日の貨幣基準あるいは貨幣価値の中で冷静に数字を見つめ1年ごとの経営判断を下さねばなりません。もう一方で我々ガス会社として持ちうる価値は数字だけでははかれない部分も在ります。
もうすぐ創立100年がやってまいります。津山ガスから創出される“もの“ ”こと“がお客さまにとって有意義なものである様、日夜努力を重ね次の100年に向け時代に左右されない不変価値創造のダイナミズムを実現すべく邁進してまいります。
また、本年度は永年勤続30年・20年の社員の表彰があり、さらに新成人への祝いの記念品贈呈を行いました。
▼永年勤続表彰・挨拶のようす
▼新成人記念品贈呈・挨拶のようす
『今後も一人ひとりのお客さまに寄り添いながら、いつでも頼りになる社員であるよう
これからも努力し続けていきたいと思います。』
それぞれ気持ちを新たに決意の挨拶をしていただきました。
本年も変わらぬご支援を賜りますよう、どうぞよろしくお願い申し上げます。