2016年鶴山小学校様の天然ガス事業所見学会を
11月22日(火)、11月24日(木)、11月29日(火)の3日間で行いました。
主な内容として、
の説明を中心として見学会を行いました。
天然ガスを運んで来るローリーの低温部からは、霧が発生しています。
湿度の高い日は一面が霧で包まれます。
【ガス器具等の説明】
ガス器具などについての説明を行いました。
・ガス管の種類、マイコンメーターの役割、安全性への取り組み
・家庭用ガスエンジンコージェネレーションシステム(エコウィル)
・家庭用燃料電池コージェネレーションシステム(エネファーム)
・ガス空調(GHP:ガスエンジンヒートポンプ)
・天然ガス自動車の安全性や環境性等
PE管(ポリエチレン管)は腐食・地震に強い安全なガス管です。
マイコンメーターはガスの使用量を測るだけではなく、
内蔵された小さいコンピューターにより危険を察知してガスを遮断する役目も果たしています。
【液体窒素を使った実験】
液体窒素を使った実験を通じて、超低温がどのような世界なのかを学習しました。
(液体窒素による実験内容)
・カラーボールを冷却して地面に落とすと割れる様子
・SGP管継手を冷却すると脆くなり破壊することができる様子
・豆電球乾電池を冷却することにより電圧低下でライトが消える様子
・冷却して硬くなったバナナで釘を打つ様子
・バラの花が一瞬にして凍り、くだける様子
・風船を冷やすと縮小し、放置して温度が上がれば膨張し元に戻る様子
・フィルムケースへ液体窒素を含ませたティッシュを詰めてふたをすると、中で気化した窒素の膨張でケースが飛ぶ様子
液体窒素を使った実験の他に、レーザー光線を使った検知器を用いて、ガスの入った風船を当てる実験も行いました。
最後になりましたが、今回見学に来て頂いた鶴山小学校の皆さん、長時間の見学会疲れ様でした。先生方につきましては大変お世話になりました。今回の見学を通じてガスが安全で身近なものと感じて頂ければ嬉しく思います。どうも有難うございました。