- 特徴
-
都市ガスとは、津山ガス天然事業所で製造されたガスを地下に埋められたガス管を使用し、各家庭に届けるサービスです。
原料となる天然ガスは、燃やした時に出る地球温暖化の原因とされる二酸化炭素や酸性雨の原因となる窒素酸化物の量は、石油や石炭比べてもっとも少なくなっています。
また、天然ガスを液体に変化させるときには、酸性雨の原因となる硫黄酸化物などの不純物が取り除かれます。
その為、天然ガスは燃やしても石油や石炭に比べて環境特性に優れたクリーンなガスとして位置づけられています。
-
原料
天然ガスはその名の通り、自然界に存在するガス(気体)で、主成分はメタン(CH4)です。
地中から採掘するので、石油や石炭と同様に化石燃料の一つですが、燃焼時の二酸化炭素(CO2)などの排出が少ないクリーンなエネルギーです。
効率性や経済性からも有効なエネルギー源として期待されています。 -
性質
①天然ガスは無色・無臭なので、臭いを付けています。
②天然ガスはマイナス162℃まで冷やすと液化天然ガス(LNG)になり、体積が600分の1と小さくなります。その性質を生かし、LNGタンカーでたくさんの量を運ぶことが出来ます。
③天然ガスは空気より比重の軽いガスです。 -
供給方法
都市ガスは道路の下に埋設されたガス導管を通じて供給します。
そのガス導管から各お客さま宅のガスメーター(マイコンメーター)を経て家庭に届きます。
ガス管の種類としては鋼管やポリエチレン被覆鋼管などの金属管もありますが、近年では土の中に埋められているガス管は、地震に強く腐りにくいポリエチレン管が使用されてます。
- 特徴
-
環境に優しいクリーンエネルギーです。LPガスは化石エネルギー(石油・石炭・天然ガス・LPガス)の中でも天然ガスと共に二酸化炭素の排出量が少ないエネルギーです。
また、環境に悪影響を与える硫黄酸化物(SOx)、窒素酸化物(NOx)、浮遊性粒子状物質(SPM)をほとんど発生しません。
災害対応力に優れていて、LPガスは1戸ごとに個別に供給する「分散型エネルギー」です。災害により供給がストップした場合でも、配管など供給設備の点検が短時間で済み、その場で修理することが出来るため迅速な復旧が可能です。また、LPガスは避難所や仮設住宅へ迅速に設置することができ、被災者の方の生活を支援することができます。
-
原料
LPガス(LPG)とは、Liquefied(液化)Petroleum(石油)Gas(ガス)の頭文字をとった液化石油ガスの略称で、プロパン(C3H8)とブタン(C4H10)を主成分とする炭素と水素の化合物です。LPガスは常温常圧下では気体ですが、冷却または加圧し簡単に液体になります。
-
性質
LPガスは空気よりも重く、もれると低いところや物陰に溜まる性質があります。もしガスがもれたら、下の方の風通しを良くしてガスを屋外に追い出しましょう。LPガスそのものは無色無臭ですが、もれたときに分かるようにガス特有のニオイをつけてあります。
LPガスが燃焼するためには新鮮かつたくさんの空気(酸素)が必要です。室内でガスを使用するときは、十分に換気をしてください。 -
供給方法
主に、1戸ごとにガスボンベを設置して個別に供給しています。
- 津山市
- 美作市の一部
- 勝央町
- 鏡野町の一部
- 奈義町の一部
- 美咲町の一部